Apr 9, 2020

新型コロナウィルスによる経済危機に備えて

全世界に及ぶ未曾有の事態を迎え、弊社といたしましても営業活動の制限を余儀なくされる事態となりました。
今後は臨店活動の自粛やWEBを通じた打合せへの移行などを進めてまいります。
いろいろとご不便をおかけすることもあるかと思いますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
美容室様が取れる対策についてお伝えしたいと思い、私の元にある情報をまとめさせていただきました。
すでにご承知のことも多くあるかとは存じますが、何か一つでもお役に立てられれば幸いです。※4/8現在の情報を基に可能な限り更新していきます。

まずはお手持ちの資金強化を

不透明な状態に備えてまずは資金の確保が最優先かと思われます。
6ヶ月ぐらいの運転資金確保を目安に借入の検討をしてはいかがでしょうか。
日本政策金融公庫・保証協会・商工中金・民間銀行等いろいろなところでコロナ対策の融資制度がでておりますが、日本政策金融公庫の特別貸し付けが使いやすいようですのでご紹介いたします。
●新型コロナウイルス感染症特別貸付
無担保で別枠最大6,000万円まで借入可能。
返済期間最大15年。うち据置5年以内。3年間は金利が基準金利のマイナス0.9%。
特別利子補給制度 との併用で3年間は実質金利ゼロも可能な特別制度です。ぜひ検討してください。
〔貸し付け条件〕
オープンから4か月以上経過している方で、最近1か月の売上が前年、前々年同月で5%以上減小していること
※創業1年未満の方は過去3か月の平均または令和元年12月の売上と比較します。
借入額、返済期間、据え置き措置は事業規模に見合った申請が必要です。
事業規模に見合わない場合は面談などが増え、時間と手間が余分にかかるケースが増えています。
複数回の申請が可能ですので、取り急ぎ必要と思われる額の申請を心がけてください。
売上200万円の個人経営の美容室の場合、借入額300万、7年返済、据え置き6ヶ月ぐらいの申請がスムーズに通っているようです。
●特別利子補給制度
新型コロナウィルス感染症特別貸付の際にかかる当初の3年間分の金利を補填する制度です。
従業員5名以下の個人事業者は無条件、5名以下の法人は売上15%減少で、5名以上の事業者は売上20%減少でそれぞれ補填されます。

※いずれも実際の申請に関しては税理士・会計士の先生にご相談ください。
弊社でもお世話になっております なかしま税務労務事務所 の中島先生が動画で発信されております。わかりやすいと思いますので是非参考にしてください。

また納税の猶予制度や公共料金の支払い猶予の制度も整備されつつあります。フル活用で乗り切りましょう。

休業時及び短縮営業時対策

資金繰りのめどがついたら、万が一休業が必要な事態に備えて就業周りの整備を行いましょう。
今は休業中の社員に支払う休業手当を助成してくれる雇用調整助成金も内容が強化され、使いやすくなっております。
社員に休業を申し付ける前にしっかりと内容を確認しておくきましょう。
事前に労使協定などの整備が必要です。今のうちに進めておくとよいと思います。
●雇用調整助成金
やむを得ず休業する場合、雇用の維持を促すため従業員に支払う休業手当を助成してくれる仕組みです。
売上が前年同月5%ダウンし、述べ休業日数が営業日の5%以上(2.5%に緩和されました)あることが申請条件です。
コロナウイルスの影響で6/30までは事後申請を認められています。
助成額は 前年の平均賃金×休業手当の保証率×助成率 で計算されます。
休業手当の保証率は60%~100%の間で、ひと月ごとに更新できます。
助成率は現在特例で80%(解雇のない場合は90%)です。(1日の上限は8,330円)
休業中の給与の保証率等は事前に取り決めが必要です。
また、一部の従業員のみを休業とさせることもできます。1時間以上の時間単位で取る休業にも対応しています。スタッフ様と純分話し合い、休業のルールを整備しておくことをおすすめします。
助成金が出るまでにタイムラグがありますのでご注意ください。
※実際の申請に関しては社労士の先生にご相談ください。

その他、いろいろな補助金も出ております。
詳しくは経産省が発行しているこちらの資料をご覧ください。日々情報が更新されています。

店内環境整備

緊急事態宣言下においても理美容室は自粛要請対象ではなく、今後も対象にするつもりはないという国会での答弁がありました。今後この判断が変更になる可能性もなくはないですが、現状では営業可能です。
営業自粛を決断されるお店も出てきておりまし、経営者様ごとの判断はもちろんあると思います。ただ、ここでは営業をきめたサロンさまに対して取り組むべきことを再確認の意味も含めて記載したいと思います。
消毒やスタッフの検温の実地など、きっちりと対策をとりお客様が安心できる環境を整えましょう。
また、お店に行きたいけど行ってもいいものか迷っているお客様もいらっしゃいますので、情報の発信も積極的に行うべきかと思います。
●店内除菌活動、手指消毒
主要接触箇所(ドアノブ・手すり・ひじ掛け・ケープ・受付回り・フェイスタオル)を使用ごとまたは2時間ごとに
消毒液でふき取りましょう。
●店換気・空気除菌
換気は常時、少なくとも2時間ごとに実地。次亜塩素酸水等で空気除菌を行いましょう。
●湿度管理
50%未満ではウイルス感染しやすく、70%以上だとカビが発生しやすくなるそうです。
50%~70%をキープしましょう。
●出勤時の体温計測と消毒、服装消毒
毎日の徹底が重要です。お店の入り口で行いましょう。
●マスクの着用
近距離飛沫感染防止のため正しい着用を心がけましょう。お客様が不安にならないようにマスクを触ったりずらしたりしないようにしましょう。
●早めに休む判断を
発熱、咳、倦怠感など疑わしい症状がある場合には速やかに休みをとるようにしましょう。

免疫力強化

最後に、弊社トータルビューティー課スタッフが取りまとめた免疫強化の取組について記載いたします。免疫強化を行うことで発症や重病化対策にもなります。体温が1度下がると、免疫力は30%落ちるといわれています。日本人の平均体温は36.2度ですが、これでも低体温です。理想的な体温は、36.5度です。
お風呂や運動、温かい食事を摂ることによって発汗が始まる頃に体温が約1度上昇し、一時的にせよ免疫力は上昇します。免疫強化の基本はこれを持続させることです。
●お風呂に入って温まる
人間は体を守るために備えている「ヒートショックプロテイン」を持っています。それを簡単に増加できるのが入浴です。また、お風呂に入ってリラックスすることにより、毛細血管が広がり血液が体の隅々まで行き渡ることによって新陳代謝が活発になります。さらに、保温効果のある入浴剤を使用することによって、効果はアップします。
≪入浴方法≫
40℃のお湯に20分間入浴する。このとき、大量に汗が出るので必ず水分補給をこまめにしてください。
保温効果のある入浴剤を使用する際は40℃のお湯に15分間入浴で結構です。
そのあと、体温を37℃に保つことでヒートショックプロテインは増加していきますので、体が冷えないように保温を10~15分してください。
●体温を上昇させる食べ物を積極的に摂る
食べたものが血となり、体を作っていきます。現代社会で口にする機会が多い食品添加物は、体温を大きく低下させます。この時期は摂取をできるだけ控えましょう。
乳製品も血流を悪くして体温低下させます。また、食事でお肉や魚を食べると体温は上昇しますが、やはり血流を悪くする傾向があるので一緒にショウガやダイコンなど食べ合わせを考えて食事をしましょう。
≪おすすめ≫
お味噌や梅干しなどがおススメです。また、自然の「塩」や「珪素」は強力に体を温め、血流をよくします。
選んで使用しましょう。野菜も生より、温野菜で食べるのが体を温めます。
アルコールは体を冷やす働きがあるので、飲みすぎは禁物です。
タバコは電子タバコも含め、免疫システムを低下させます。極力控えましょう。
●適度に運動をする
ストレッチやヨガ、筋トレは代謝を上げるために有効です。特に体の中で大きな筋肉を動かすようにすると効果
的です。指先が冷えている方は、指先を動かすだけでも血流が変わってきます。また、ストレスがかかると呼吸
が浅くなってきます。そうすると代謝が悪くなりますので、意識して呼吸をするようにしましょう。
≪呼吸法≫
①息を全部「はぁー」と吐き出し、お腹を凹ませまる
②お腹を凹ませた状態のまま、鼻から息を吸う
①と②を繰り返しするだけです。

まとめ

先が読めない中での経営はさぞご不安なことと思いますが、いつかは新型コロナ感染症も終息するはずです。
その時まで生存することとはもちろんですが、再び盛り返してさらなる成長ができるように、資金面・スタッフ様の雇用維持・万全な感染対策の上での集客・免疫力強化などの対策を考えうる限り行うしかありません。
厳しい状況ではありますが、是非ご一緒に乗り切りましょう。


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森伸広
㈱ルフト営業企画部 部長&HP管理人
美容ディーラー歴17年。
1977年4月12日生まれ。岐阜県出身。
【スポーツ】野球・テニス・ルチャリブレ
【特技】変化球・ジャベ
【趣味】車・カメラ
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